生徒の学習におけるAGメソッドの意味
H17.02.17(木曜日)
生徒の学習はすべて紙ベースで行われます。
教科書,問題集,日々の授業のノートへの記録,テスト。
紙資料を見て考え,紙に考えや答案を書きます。

映像,音声等マルチメディアを使って調べたこともすべて紙に記録します。
デジタルでデータを集積し,それを加工しつつデータを利用するということは,中学生段階ではまだまったくありません。

だから,従来のCAIに学習ソフトのように,「書かない」ことを前提としたシステムは,生徒の日常の学習とは著しく乖離しており,一時的なめずらしさで使ってはみるものの,そのメディアを使った学習は「日常化」しえないものでした。
                   
データ自体はデジタルでも,アナログ的に利用できれば,それをそのまま日常的な学習に違和感なく取り込むことが可能です。

●インターネット上のデータは紙に落とすこと。
 つまり,紙の上で鉛筆を使って学習すること(学習のアナログ化)。
●考え方や答案の書き方は,インターネット上にあっても,「紙資料」を見る感覚で利用できること(紙のデジタル表示)。

AGメソッドと他のCAIソフトとの決定的な違いはこの点にあります。

AファイルやGファイルのような生徒の思考を制御する部分にはマルチ技術を使うことでよりダイナミックで,効果的な学習指導が可能となりますが,生徒の側からは,その画像を読むことは,先生の書いている板書を読む感覚であり,参考書の説明を読む感覚であるのです。
                  
このように,AGメソッドが生徒の学習の日常的形式そのものであるために,これまでのコンピュータを使った学習の限界を乗り越えることができ,学習のツールとして,電卓を使う感覚でコンピュータに向かって学習にとりかかることができるのです。

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